【必見】「1兆ドルコーチ」から学ぶビジネス論

スポンサーリンク
書評
  • いいリーダーになりたい
  • 人の上に立って活躍したい

そんなあなたは必読の本です。

この本は、きれいごと、理想論ではありません。

誰でも分かっているし、誰だってできる。でも実践していない部分。

そこをビル・キャンベルは独自のやり方で実践し、誰からも愛される存在となった。

本書ではビルのエピソードがまとめられていますが、ここでは主に具体的実践について話します。

 

 

スポンサーリンク

本書紹介

  • 書名:1兆ドルコーチ 
  • 著者:エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル
  • 訳者:櫻井裕子
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 定価:1700円+税

著者の3人はグーグルの役員として働いていた際に、ビルからコーチングを受けた。ビルの死後、彼の教えを広く伝えるべく、本書を書いた。

 

 

ビル・キャンベルのここがすごい

2001年のある日、著者の一人であるエリックが、当時スタートアップ企業だったGoogleのCEOになります。そしてビルは、エリックのコーチとして迎えられます。

そこから15年間、ビルはGoogleだけでなく、シリコンバレーの数々の企業の経営幹部にコーチングをしました。現在のシリコンバレーをつくったのはビルであると、人々に言わしめるビルの功績は、素晴らしいものです。

しかし、僕が思う、彼の最も偉大な点は以下の点です。それは、

彼の実践した行動が、当時の最先端の研究のはるか先を行き、

後になって、研究によって効果が裏付けられている

ふつう逆ですよね。研究結果をもとにして、効果的な実践に移ります。

彼は多くの偉人と企業を陰で支えながらも、常に時代の先頭にいたのです。

誰よりも早く、かつ正しい理論で、情熱を注いで天才たちを導いた彼から学べることは、多くあるでしょう。

 

 

コーチとは

本書では次のように書かれています。

マネジャースキル(圧倒的な知識と実力)

✖️

コーチングスキル(部下を成長させ、崩れないチームをつくる)

最高のリーダー

そして、コーチングスキルこそ、人々が実践できていない部分であり、

ビルの最大の教えなのです。

結論

ビルの最大の教え、それは

信頼を築け

この一点です。これはうわべの話でも、綺麗事でもありません。

これは、ビルがアップルの子会社だった、クラリスという企業を去ることになった際に、クラリスの従業員たちが新聞に出したものです。

本当の信頼がなければ、このような言葉は生まれてこないでしょう。

「信頼がすべてだ。信頼が成功を生み、親友を引き寄せ、人生を豊かにする。」

ビルがどのようにして揺るぎない信頼を得たのか。

では、具体的な実践を見ていきましょう!

信頼を築く、具体的実践

まず、信頼を築くうえで、ビルは常に

チームをコミュニティにする

ということを意識していました。

チームとは、会社内で、同じ仕事を協力して行うグループで、これをコミュニティ、すなわち『共同体』にするということです。専門的な言葉で言うと、

心理的安全性を高めると述べられています。簡単に言うと、

ありのままでいることに心地良さを感じられる状態

です。友人同士の関係ならまだしも、職場となると、なかなか簡単ではありません。

ここではチームで行う実践と、個人で行う実践に分けて例を挙げていきます。

チームで行う実践

・旅の報告から始める

ミーティングの始めに、一人一人週末何をしたかを聞きます。旅行帰りの人がいれば、簡単に旅の報告をしてもらうのです。

目的は2つ。

1.チームメンバーが、家庭や仕事以外の生活を持つ人間同士として、お互いを知り合えるようにすること

2.特定の職務に関わる、従業員や責任者としてだけでなく、一人の人間として、最初から楽しんでミーティングに参加できるようにすること

職場での関係だけでなく、メンバーの趣味や家族のことを知ることで、今まで見えてこなかった部分が見えてくるでしょう。

ありのままの自分を見せる、第一歩ですね。

・ミーティングは1on1からグループへ

本書では、1on1はビル 対 誰かですが、ペアでやってもありだと思います。全体のミーティングの前に、1on1で話す機会を作るのです。もちろん、互いの本音を交わそう。

これは、グループで話し合う前に、自分の考えや意見をまとめる機会を得ることが狙いです。

そしてビルは、1on1の話し合いの中で、相手がありのままの自分でいられるよう、大きな優しさと愛で、相手を迎え入れたのです。

・天才と上手く付き合う

規格外の天才は、企業にとてつもない価値と生産性を与えます。Googleの中で飛び抜けてる人なんて、僕にはもはや想像もできませんが。笑

そういう人って、その才能と同等のエゴをもってることが多いですよね。

そのような天才との付き合い方について、本書にはこうあります。

「寛容であれ。守ってやりさえすべきだ。

だがそれは、倫理に反する行動や人を傷つけるような行動を取らず、

経営陣や同僚へのダメージを上回る価値をもたらすかぎりでのことだ。」

チームを何より大事にしたビルには、チームの協調性がより重要だったようです。

 

 

 

個人で行う実践

・「親身になる許可」を自分に与える

ビルのチームビルディングの原則を学び、実践する人は、「親身になる許可」を自分に与えなくてはなりません。

技術や戦略の問題よりもチームの問題に優先的に時間を割く。チームメンバーを気にかけ、鼓舞し、檄を飛ばし、なだめすかし、彼らを後押しする。

まずは自分が、最大限に親身になってチームを見ることで、自分が何を見据えているかが、周りに伝わっていくでしょう。

・いきなり要件に入らない

誰かと今後のことを話し合うとき、いきなり本題に入らない。ビルは、相手に家族や親友のことを尋ね、いつもじっくり耳を傾けていました。

個人的な話をすることで、チームメンバーを人間として、より知ることができるのです。

ビルは本心から、相手の職場以外の姿に、関心を持っていました。

そして、部下の子どもが悩んでいたら、実際に会って、いつものように、アドバイスを与えたそうです。

・率直+思いやりの方程式

ビルは基本的に口が悪かったようです。率直に口汚い言葉で、相手に檄を飛ばすこともありました。

しかし、それも相手のこと、何よりチームのことを思ってのことでした。

そして、言われた本人も、ビルの気持ちを理解していたのです。ビルの毎日のチームを思いやる言動が十分に伝わっていました。

相手に厳しい言葉を言うときにも、ビルは相手に対する思いやりを忘れませんでした。

ネガティヴな意見を言うときには、人目のないところで行い、「後で声をかけてやってくれ」と、別の人に頼んでいました。

しかし、その必要もほとんどなかったかもしれません。

私たちが向上できるように、ビルが尻を蹴飛ばしてくれているのだという信頼がそこにはあったのです。

・職場におけるののしり

職場におけるののしりに好ましい影響があることが、多くの研究で報告されています。特に、ストレスを和らげ、正直さ、誠実さ、創造性を高める効果があるようです。

しかし、ただ悪態をつくような人は、ただの嫌な奴になってしまいます。

大きな信頼を得てから取り入れるのが良いですね。

・話を聞く、声をかける

難しく考えるのではなく、ありきたりな言葉でいいんです。

声をかけ、相手の話に耳を傾けると、相手は大事にされていると感じます。これが、優れたリーダーシップの重要な側面です。

そうした行動は、従業員に、

「自分は尊重されていて、目に見えない名もなき存在ではなく、チームワークの一端を担っている」

と感じさせることができるからです。

・チームファーストであれ

チームの全員が、個人の利益よりチームの利益を優先させる覚悟を持たなくてはならない。こうした熱意があればこそ、チームは偉業を成し遂げられる。

だからビルは問題に直面すると、問題そのものではなく、問題をまかされたチームについて考えたのです。

チームを良い状態に持っていけば、必ず問題をうまく解決できると、ビルは理解していたのでした。

・圧倒的なスキルと知識

どれだけ親身になってチームのことを考えても、実力がなければ、周りから信頼されるようにはなりません。

口だけのリーダーになってしまうからです。

普通の平社員から始まったビルですが、多くの人のコーチとして伝説となる前に、CEOや経営幹部としても素晴らしい業績を残していました。

そんなビルだから説得力があるのです。僕のような一般人や、肩書きだけの上司が言ったって、相手の心には届きません。

ビルの教えを実践して何かが変わるのは間違いないですが、同時に、仕事ができるという実力も磨いていかなければなりませんね。

 

 

 

まとめ、感想

いかがだったでしょうか。理想論ともとれる理論を実践して、多くの人に愛されたビルは、単純にかっこいいですよね。

はじめからビルのようにはいきませんが、何かひとつでも実践すれば、少しずつ変わっていけるかもしれません。

ぜひ、本書を実際に読んでみることをオススメします!

本書を読んだ僕の感想は、

オレ、Googleに入りてぇ!!!

です。ゴリゴリのド文系ですが。

ツイッターもやっていますんで、よろしければフォローお願いします!

⬇️ ⬇️ ⬇️

@Fl3db1gZquyeJdZ

コメント

タイトルとURLをコピーしました